野崎さん身長:166cm
今現在の体重:64.kg体脂肪率:10%位
年齢:29歳トレーニング歴:3年
1、当初、こんなことに悩んでいたが、このE-BOOKを見てそれの解決法がわかった。その内容。
第一章、第二章で述べているトレーニングに対しての心構え、環境について。筋肉をつける事は甘い事ではない、とはっきりと説明している(と私は感じた)。
ジム見学や勧誘のときに説明されるような「すぐ身体は変わる」といった甘さは感じられない。しかし、それは事実であり、触れねばならない真実だと思う。
第三章では筋肉のつくメカニズムについて。
「筋肉はつかう事によって増える。使わなければ減る。使いすぎると減る」
多くの人は、筋肉について学校教育で学んだことはこれくらいなものだろう。
実際この事だけを頼りにトレーニングしている人も少なくない。
自分もかつてはそうだった。ここでは丁寧に、そのメカニズムについて実践レベルで触れている。
それも科学的でありながら、初心者にもわかりやすい説明で。
特に回復については、トレーニーが陥りやすい事例についてまで具体的に説明しており、トレーニング暦がある程度の人にとっても大いに参考になるだろう。
第四章、具体的なトレーニングへのアプローチについて。
この章で印象的なのは、ドロップセット、プレイグゾーストなどトレーニング強度を高めるために行われる方法が早くも説明されている事だ。
情報化社会により、必要、不必要問わず情報だけが氾濫している。もっと言ってしまえば、言葉だけが。それはウエイトトレーニングにおいても例外ではない。
まったくの初心者であっても、なんとなくドロップセットを知ってしまい試してみる事も出来る。ここでは正しくそれらについて具体例も交え説明する事により、次なるステップとして取り入れるべきものとしている。
正しい知識としてあれば、誤って試す、という事もなくなる訳であえて説明する、というのが私には非常に印象に残った。
また、マシンとフリーウエイトの説明に関しても初心者はフリーウエイトからやるべき、とはっきり道を示している。これもスポーツクラブのマニュアルでは見られないことでこのトレーニングマニュアルがいかに真剣か、伝わってくる。
それ以外で印象的だったのは、
「1年でどこまで筋量を増やせるのか」というテーマについてだ。
トレーニング暦別に具体的な数字を説明し、無駄な体重増加を防ぐというのは大いに賛同できる。これは第5章の食事戦略で、具体的に説明されている。
個人的には、この章が一番参考になった。具体的であるし、とにかく日常的である。
雑誌でよく見る「食事を6回にわけて」「○○を採ろう」「たんぱく質は体重×2~3グラム」は初心者にはわかりにくく、一方で食材が現実的でなく、また仕事を持つ普通の人間には到底出来ない例である事が多い。
ここでは丁寧に、具体的な食事メニューを提案しながら説明している。
各栄養素に対しての説明も丁寧であり、それを具体的な一日の摂取例のレベルまで落とし込んでいく文章からは私には筆者の情熱、そして親切味が伝わってきた。
少なくともこの章をしっかりと理解し、実践すればよくある
「身体は大きくなったが・・・太っただけ?」
という事は無くなると思う。第6章ではサプリメントについて。感想としては、必要十分な説明であり、それがまた良いと思う。
サプリメントはあくまでもサプリメント、と説明する事は特に初心者には大切であると思う。第7章はそのほか細かい点について。
よくある筋肉痛に対しての疑問点や、トレーニングギアについてなど。さらにはジム選び、ジムでの振舞いについてまで。
確かに初めてジムに通う人など、「初心者が入会していいの?」といった疑問を持つケースがある。また、上級者がどういった見方を初心者にするのか不安だ、など。誰しもが持つ疑問に対してもきっちりと答え、さらに上級者に対してのよくある誤解・偏見にもちゃんと言及している。こういった点からも、筆者のトレーニングに対しての真摯な姿勢が伝わってくる。
2、ぜひ試してみようと思ったこと。
<実践編>中級向けトレーニングプログラムについてテストステロンや成長ホルモン。
確かにこれについては、言葉では聞くもののそれをどうしたら増やす事が出来るのかその実例については触れられる事が少ない。
むしろサプリメントについての話で聞くことが多くトレーニングと関連しての話は、「スクワットをすると成長ホルモンが出る」「スーパーセットが良い」くらいなものだった。同時に、インターバルについてもどういうわけか触れられる事が少なく長いよりは短いほうが良い、という程度が今までの自分の認識だった。
ここでは、トレーニング方法別にその分泌を増やす方法が述べられており自分の勉強不足もあるだろうが、いずれも初めて耳にする事だった。ここではレップス数や使用重量など具体例も含め、丁寧に説明されているので自分もバルクアップ時期にはぜひ取り入れてみたいと思う。
以上のことから「大百科があれば無駄な遠回りはしなくていい」と、心から思いました。
筋肉をつける事は時間のかかるものです。結果が出るのに最低3ヶ月、ひどければ1年。その長い時間を、初心者の方に無駄に過ごして欲しくないそういうyoshiさんの思いが伝わってきました。